トップ > 取扱業務 > 内容証明郵便・公正証書> 内容証明郵便記載例(婚姻費用分担金請求)
貴殿は、私に対して毎月、婚姻費用分担金を支払う義務があります(※)。
つきましては、今後、毎月末日までに、金〇〇円を、以下の口座に御送金いただきますようお願い申し上げます。
金融機関 〇〇銀行〇〇支店
口座種類 普通
口座番号 1234567
口座名義 〇〇〇〇
※夫婦は、婚姻生活を維持するための費用を分担しなければなりません(民法760条)。
具体的には収入の多い側(多くの場合、夫でしょう)が、少ない側(多くの場合、妻でしょう)に、給与等、得た収入の一部を支払う必要があります。
どの程度の金額を支払うかは、夫婦双方の収入、子供の数・年齢等を考慮して判断されます。この点、裁判所では婚姻費用分担金の額について、判断の便宜のため「婚姻費用算定表」を作成し、概ね、この表に従って判断しています。
なお、上記の取り扱いについては、夫婦が別居に至った場合でも、基本的には変わらないものとされております。