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内容証明郵便記載例(遺留分侵害額請求)

令和6年4月1日に、私の父である被相続人〇〇〇が亡くなり、同人作成の平成30年5月1日付け自筆証書遺言により、貴殿が同人の遺産を全て相続するものとされております(※1)。

この遺言は私の遺留分を侵害しておりますので、貴殿に対し、遺留分侵害額請求をいたします。

なお、具体的金額等については、近日中に御連絡させていただく予定ですので、この旨、申し添えます(※2)。   

 

※1:遺留分を侵害する内容の遺言書について、作成時期などによって特定します。

※2:遺留分侵害額請求は、被相続人の死亡及び遺留分を侵害する遺言の内容を知ったときから1年間しか請求できません(民法1048条)

そのため、具体的な請求金額が明らかにできない場合(遺産内容・総額が明らかではない場合など)、まずは請求だけを行った上で、具体的金額等については後日、明らかにすることでもやむを得ないでしょう。