トップ > 取扱業務 > 内容証明郵便・公正証書> 内容証明郵便>内容証明郵便記載例(契約不適合責任)
令和7年4月1日に、私は貴殿との間で、通勤に使うための電動自転車(○○社製、○○○。以下「本件自転車」という)の売買契約を締結し、同日、代金5万円を貴殿に支払うとともに、本件自転車を受領しました(※1)
しかし、受領後、本件自転車に乗って走行しようとしたところ、○○などの不具合があり、走行が困難なことが判明しました(※2)
そのため、私は貴殿に対して、本件自転車が走行することができるように、本書面到達後2週間以内に修理をしていただきますようお願い申し上げます(※3)。
なお、上記期間の間に修理いただけない場合には、同自転車の売買契約を解除いたしますので、以下の口座に代金5万円をご返金いただきますようお願い申し上げます(※4)
金融機関 ○○銀行 ○○支店
口座種類 普通
口座番号 1234567
口座名義 ○○○○
※1:契約日時、代金額や売買の対象となった目的物のメーカー、製品番号などを記載し、売買の内容を特定します。
※2:不具合の内容を記載します。
※3:売買の目的物が、契約内容にそぐわない品質であった場合、契約内容に適合しない品質であった場合には、買主は、目的物の修理などを請求することができます(民法562条1項)。
※4:一定の期間内に修理をするよう求め、その期間内に修理がない場合、契約を解除できます(民法541条)